適用される商品という
郵政民営化に伴い誕生したゆうちょ銀行によって取り扱われている貯金などのサービスは古くからの郵便貯金法の規定に基づいた「郵便貯金」ではない。銀行法（昭和56年6月1日法律第59号）に基づいた「預貯金」に準拠する商品である。
福田首相が総理を降りた直後の2008年9月15日、アメリカで格付けＡＡＡの投資銀行であるリーマン・ブラザーズが破綻（日本でいう民事再生）したというニュースに世界が驚いた。このショッキングな出来事がその後の歴史的な世界的金融危機のきっかけになったのでその名から「リーマン・ショック」と名づけられたのです。
保険のしくみ⇒予測不可能な事故が原因で生じた主に金銭的な損失の対応のために、立場が同じ多数の者が一定の保険料を出し合い、準備した資金によって予測できない事故が発生した者に保険金を給する制度なのです。
平成10年6月に、大蔵省（省庁再編後財務省）銀行局や証券局等の所掌する事務のうち、民間金融機関（民間資本によって運営される銀行等）等の検査・監督に関する部分を分割して、総理府（省庁再編後に内閣府）の内部部局ではなく新たな外局（府省の特殊な事務、独立性の強い事務を行う機関）として金融監督庁という特殊な組織をつくったのだ。
ここでいう「重大な違反」なのか違うのかは、金融庁で判断することだ。たいていのケースでは、些末な違反がたぶんにあり、その作用で、「重大な違反」判断を下すわけです。
１９９５年に全面改正された保険業法によっていわゆる保険企業は生命保険会社もしくは損害保険会社の２つに分かれ、いずれの場合も内閣総理大臣から免許（監督および規制は金融庁）を受けている者以外は行えないとされているのだ。
つまり「金融仲介機能」「信用創造機能」さらに「決済機能」以上、重要な機能を銀行の3大機能と呼ぶことが多く、銀行の本業である「預金」「融資」「為替」、最後にその銀行の持つ信用によってはじめて実現されているのだ。
信用格付機関による格付けのすばらしい点は、読むだけでも時間のかかる財務資料が読めなくても評価された金融機関の財務の状況や経営状態が判断できるところにある。ランキング表を使えば金融機関同士を比較することも可能なのだ。
今はタンス預金なのか？物価が上昇している（いわゆるインフレと呼ばれる）局面では、その上昇した分現金はお金としての価値が目減りすることを知っておこう。いますぐ生活に必要とは言えない資金だったら、安全かつ金利が付く商品にお金を移した方がよいだろう。
西暦2010年9月10日、日本振興銀行が経営破綻せざるを得なくなった。このため、初となるペイオフが発動することとなり、預金者の約3%程度とはいうものの数千人を超える預金者が、初適用の対象になったのだと考えられている。
【用語】ロイズとは？⇒シティ（ロンドンの金融街）の世界的に著名な保険市場を指す。法に基づき法人とされた、ブローカー（保険契約仲介業者）とそのシンジケート（団体や組合）が会員である保険組合そのものを指す場合もある。
西暦2008年9月のこと。アメリカで名門投資銀行であるリーマン・ブラザーズが前触れもなく破綻したというニュースが世界中を駆け巡った。この破綻が歴史的な世界的金融危機のきっかけになったため「リーマン・ショック」と名づけたと言う事情なのである。
有利なのか？タンス預金。物価が上昇している（インフレ）局面では、インフレ分現金はお金としての価値が目減りすることになる。当面の暮らしになくてもよい資金は、タンス預金よりも安全性が高くて金利が付く商品に資金を移した方がよい。
結局、「重大な違反」かどうかは、監督官庁である金融庁が判断をするものです。たいていのケースでは、ちんけな違反がけっこうあり、その効果で、「重大な違反」認定されてしまうのだ。
そのとおり「失われた10年」という言葉は、国そのものやどこかの地域における経済がなんと約10年以上の長期間に及ぶ不況、加えて停滞に襲われていた時代を語るときに使う語である。
